学会参加報告：特別講演のご報告

2025年7月、日本臨床歯周病学会第43回年次大会が広島にて開催され、2日間で延べ1,800名もの参加がありました。

当院からも歯科医師および歯科衛生士7名が参加し、最新の知見を共有いたしました。

大会初日には院長が「免疫・炎症・全身疾患の理解がこれからの歯周治療を進化させる ～歯周治療に対する既成概念を打ち破ろう～」と題して特別講演を行いました。

糖尿病をはじめとする多くの全身疾患は歯周病と深く関わっており、その理解が治療の成果に直結します。

講演では最新の研究成果や実際の症例を通じて、免疫・炎症・自然治癒力を最大限に引き出す治療の重要性をお伝えしました。

歯科医療従事者が「治す」のではなく、患者さんご自身が主体となって健康を取り戻すことこそが本質である、という視点を強調しました。

お口の健康は「よく噛んで食べる喜び」を守るだけでなく、全身の健康を支える基盤です。

当院はこうした学びを日々の診療に活かし、患者さま一人ひとりに最適な歯科医療を提供してまいります。

地域に根差し、安心と信頼を持って通っていただける「なくてはならないクリニック」を目指し、スタッフ一同努力を重ねてまいります。