マウスピース型矯正装置（インビザライン）について

「目立たずに歯並びを整えたい」「できるだけ快適に矯正をしたい」

そんなご希望を叶える選択肢のひとつが、マウスピース型矯正装置（インビザライン）です。

マウスピース型矯正装置（インビザライン）は、透明なマウスピースを使用し、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。

従来のワイヤー矯正とは異なり、取り外しが可能で、見た目や生活への負担が少ないのが特長です。

●マウスピース型矯正装置（インビザライン）の特長

透明で目立ちにくい

装着中でもほとんど気づかれません。人前に出る機会の多い方にもおすすめです。

食事・歯みがきがしやすい

自由に取り外せるため、食事制限が少なく、清掃性にも優れています。これまで矯正治療に伴う虫歯を沢山見てきましたので、大きな違いです。

口腔内のトラブルが少ない傾向

金属を使用しないため、口内炎や装置による違和感が軽減されることがあります。

治療計画が事前に確認できる：お口の中を3Dスキャンし、治療開始前にシミュレーションで歯の動きを確認できます。さらに、CTデータとマッチングさせることで、ワイヤー矯正ではできない、骨の状態を考慮した治療計画を立案することができます。

●矯正治療は「見た目」だけでなく「健康」のためにも

歯並びや噛み合わせの乱れは、見た目だけでなく、むし歯や歯周病のリスクを高めたり、噛みにくさや発音の問題を引き起こしたりすこともあります。

特に、重度の歯周病がある場合は、歯の位置が変わりやすく、「見た目」「噛み合わせ」「清掃性」にも影響が出るため、矯正治療が歯周病管理の一環となることもあります。

当院では、矯正治療を通じて、よりよく噛めて、清掃しやすく、長く健康を保てる口腔環境づくりを目指しています。

●当院の取り組みと治療の流れ

（1）精密検査と診断

口腔内スキャナー（iTero）による3DスキャンやCT撮影などを行い、正確な診断を行います。

（2）治療シミュレーション

マウスピース型矯正装置（インビザライン）専用ソフトを用い、歯がどのように動くかを可視化したうえで治療計画を立てます。

（3）治療開始後も丁寧なフォロー

治療中は経過観察を行いながら、装着状況や歯の動きを確認します。

●ワイヤー矯正が必要な場合もあります

マウスピース型矯正装置（インビザライン）は多くの症例に対応できますが、歯の大きなねじれや骨格的なズレがある場合などでは、従来のワイヤー矯正の方が適していることもあります。

その場合は、検査結果に基づき、最適な治療法をご提案させていただきます。

●費用・期間について

・費用：症例によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

・治療期間：症例によって異なりますが、6か月から3年程度（難症例はさらに期間がかかる場合があります）。

●主なリスク・副作用

・歯の動きに伴って、軽い痛みや違和感を感じることがあります。

・装着時間が不十分な場合、治療が計画どおりに進まないことがあります。

・清掃が不十分だと、むし歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

●ご相談・カウンセリングを受付け中です

矯正治療にご興味のある方、治療方法について詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

専門の歯科医師が、お一人おひとりのご希望やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案いたします。